中国農村部の子供が危ない
近年中国農村部で子どもたちの肥満が爆発的に広まっていることが注目されています。
糖分と炭水化物が多い欧米型の食生活が子どもたちの肥満を加速しています。
中国東部の山東省で２９年間に及ぶ調査によれば1985年に男女ともに１％未満だった肥満児が2014年には19歳未満の男子で17%、女子で9%に増加していたそうです。
フランスの肥満専門家によると、「カロリーが高く、糖分を沢山含む飲料水と一緒に食べるジャンクフードの普及に
伴い、増加傾向にある」と指摘しています。
中国では伝統的な食生活から現代のジャンクフードの食生活に変わってきている事から、このままでは更に肥満は加速しそうです。
2015年の米国心臓病学会誌では中国の4人に3人が心臓血管が不健全な状況にあると指摘しており、心疾患は中国の主な死因の1つにあげられるそうです。
加熱処理されたジャンクフードの普及で消化に負担がかかる食事が増えるばかりか、生食により酵素を摂取する機会も減少しています。
日本の様に大量の情報が溢れかえっているのも大変ですが、中国農村部で食育の早期普及が必要ですね！
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