こんにちは。動脈硬化症とは文字通り「動脈が固くなる」ことです。動脈が固くなるとその特徴であるしなやかさが失われるため、血液を上手く送り出せず心臓に負担を掛けてしまうことに。また動脈が固くなると血管の内側がもろくなってコレステロールなどが溜まりコブの様なものが形成されます。すると血管の中が狭くなったり、詰まったり、コブがはがれれば血液中を漂って細い血管を詰まらせたりします。古い水道管が汚れて詰まったり、錆びてはがれるのと同じ状態です。血管の内側が狭くなれば必要な酸素・栄養が行き渡らず、臓器や組織が正しく機能しなくなります。また血液が流れずに壊死してしまうことも。
原因はズバリ、偏った食事・運動不足・喫煙・過度な飲酒・ストレスなどの生活習慣にあります。動物性脂肪の多いカロリー食は血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やして過酸化脂質を増加させます。これらが血管壁に付着して血管を詰まらせたり、血管が破れたりする原因になります。その他も同様に血管に負担を掛ける要因となります。「いつの間に」というのが一番怖いですね。
予防としては第一に食事です。食べ過ぎに注意し、栄養バランスの取れた食事を心掛けてください。野菜や果物・海藻類だけでなく、血液をサラサラにしてくれるDHA・EPAを多く含む青魚を摂ることをオススメします。この時季ですと秋刀魚が旬ですね。そして適度な運動です。運動することで健康を増進させるだけでなく善玉コレステロールが増えることも確認されています。これらを意識することで血管を正常に保つことが出来ます。大事なのは「意識すること」と「続けること」です。
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血管年齢もきっと若いはず、スタッフのイナザワでした。
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