こんにちは。今日は比較的気温が低く、暑さが和らぐ1日になりそうですね。
どうしても暑くなるとクーラーを付けた部屋から出たくない、という方もいらっしゃると思います。そんな方は特に「低体温」に気を付けていただきたいのです。
夏だから体温が低くなることはないと思いがちですが、冷房の付いた部屋に長時間いたり、冷たいものを食べ過ぎてしまったりと意外と低体温になり兼ねないケースもあるのです。
そもそも低体温の何がいけないのか?人間の体は体温が1℃下がるだけで免疫力が30%低下すると言われています。血流も悪くなるので臓器に血液が供給されにくく、体のあらゆるパフォーマンスを低下させます。免疫細胞の約6割が腸内にいるので、腸内環境への悪影響も考えられます。
体温が下がるだけでこんなにも体に負担が掛かるのです。低体温の原因は筋肉量にあります。筋肉は人体最大の熱生産器官であり、筋肉が少なくなるとエネルギーを熱に変えられる量も下がるため体温が下がります。この様な基礎代謝も下がればカロリーが消費されず内臓脂肪の増加に繋がるなど、いずれにせよ低体温は良くない!
対策としては冷房の効いた部屋にずっといるのではなく、30分でも外に出て歩くなど運動をすることです。ウォーキングなどの軽い運動でも体温は上がり、筋肉低下も防ぐことができます。朝に30分歩くのも良いですし、時間を見つけては10分×3回で歩くのもいいでしょう。ポイントは量ではなく続けることです。
他にも冷房の設定温度を低くしすぎないこと、冷たい飲み物や食べ物を控えることを少しでも心がけると低体温の危険から離れられます。とは言っても暑い夏にキンキンに冷えたビールやアイスが欲しくなると思います。大事なのは全く食べないことではなく、低体温になることに気を付けることです。何事もほどほどにということですね。
夏だからこそ低体温に気を付けて、健康的な夏をお過ごしください!