こんにちは。大腸は食べ物が消化吸収された残りの腸内容物を溜め、水分を吸収して大便にする器官です。大腸菌や乳酸菌などの100種類以上の腸内細菌が存在しており、食物繊維の分解や感染予防の働きなどをしています。大腸ガンはこの長さ約2mの大腸に発生するガンで、日本人では肛門の手前のS字結腸と直腸にガンができやすいと言われています。大腸の粘膜の表面にある細胞から発生し、大腸の壁に深く侵入していき進行するにつれてリンパ節や肝臓、肺など別の臓器に転移します。
大腸ガンは近年増加しているガンの一つ。日本におけるその原因としましては食習慣の欧米化にあると言われています。昔に比べて肉や油からくるタンパク質や脂肪分の多い食事が増えた現代。タンパク質やカロリーの高い食事を摂り続けると便が大腸に留まる時間が長くなり、便に含まれる発ガン物質も長い時間留まります。そのためガンが発生しやすくなるというのが一つの要因です。他にはタバコ、過度の飲酒、運動不足、肥満などが原因として挙げられます。早期の大腸ガンの自覚症状がほとんど見られないため、毎日の便の状態が正常か、血が混じっていないか等を確認するのも早期発見に繋がると言われています。気を付けましょう。
しかしこうならないためにも毎日の習慣が大切になってきます。食生活で言えば腸内細菌のエサとなる食物繊維、体に欠かせないビタミン、ミネラルを豊富に含む「生の野菜や果物」をしっかり摂ること。また排便を促し、老廃物を排出できるように腸にするため「適度に運動すること」などを意識することが大事です。前から書かせていただいているように運動は1日15分の近所で散歩でも良いのです。大切なのは「毎日続けること」にあります。朝少しでも外に出る習慣を付ければ、毎朝気持ちよくスタートさせることが出来ますよ。
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食物繊維が豊富な生キャベツを毎朝食べる、スタッフのイナザワでした。
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