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微生物が作り出す奇跡の発酵食品 ふぐの卵巣の糠漬け

 

発酵食品サミット

全国発酵食品サミットin 白山(石川県)

先日私達のオフィスがある石川県で全国発酵食品サミットin 白山が開催されておりました。発酵食品と言えば私達のN-ZYME®(エヌザイム)もまた、特定の微生物を使用して米糠を発酵させたいわいる米糠発酵食品なんです。だからすごく関わりがあるので今回ご紹介します。

 

発酵食品を育む霊峰白山

日本三名山の1つである霊峰白山。あまり知らない方も多いかもしれませんが、白山の山頂から流れ出す手取川が日本海に注ぎ、その広大な地を有する白山市です。この清らかな水と広大な大地は発酵文化の基礎となり、加賀の菊酒や味噌、醤油、酢、こうじ等、多種多様な発酵文化を育て、今もなおここに息づいています。

 

奇跡の発酵食品 ふぐの卵巣の糠漬け

そんな中でも奇跡と呼ばれる発酵食品が存在します。もちろんN-ZYME®(エヌザイム)も奇跡の発酵食品と申し上げたいところですが、今回は石川県が産んだふぐの卵巣の糠漬けをご紹介します。白山市で販売をおこなう「あら与」では1830年の創業以来変わらぬ製法でふぐの卵巣の糠漬けを製造しています。

ふぐ卵巣

 

変わらぬ製法には訳がある

なぜ、変わらぬ製造を続けているかと言うと、ふぐの卵巣には毒があり、長時間発酵させることで微生物の働きにより毒が無毒化され、毒が消えて食べることが出来るようになるのですが、発酵により毒が消えるメカニズムが未だに科学的に解明されていないからです。つまり、科学的に解明されていない物の作り方を変えてしまうと、どんな影響が出てしまうかわからないからです。その為、あら与さんでは安全に食してきた伝統の製法を守り続けています。

 

現代科学でも解明できない微生物の世界

ふぐの卵巣の糠漬けの様に微生物によって毒や化学物質が無毒化される事はよくあります。N-ZYME®でも化学物質や病原菌の無毒化を行うことができます。しかし、中にはまだまだ科学的に解明できていない様な驚きの機能を発揮することもあります。酵素も同様に医学の最先端と言われるほど、酵素に関してもまだまだ解明されていない部分が多いです。腸内フローラに関しても以前記事にしましたが、米国で国家プロジェクト研究が進められておりますが、これも菌に関することです。

 

改めて発酵食品を見つめなおす

今後環境分野や医療分野で菌と酵素の働きは益々注目を集める事が予想されます。発酵技術もまた、日本が誇る伝統的な手法の1つです。様々な国の料理があふれる便利な世の中になりましたが、今一度改めて健康という観点から「発酵食品」を食してみてはいかがでしょうか?

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