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美容成分アスタキサンチンから見るサケのちょっと良い話

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こんばんは。スタッフのイナザワです。

 

美肌業界では名前をよく耳にするアスタキサンチンをご存知でしょうか?

アスタキサンチンとはサケやカニ、エビに多く含まれる天然の赤い色素のこと。

トマトのリコピンと同じカロテノイドの一種で、ビタミンCの6000倍と言われる強力な抗酸化力があることで知られています。

この成分が多く含まれている魚はサケです。サケはもともと白身魚なのはご存知でしょうか?

なぜ白身魚のサケの身はあんなに綺麗な赤身をしているのでしょうか。

それはアスタキサンチンを含むオキアミなどの動物プランクトンを餌にしているからです。オキアミも赤いのです。

 

サケは川の上流で生まれ、広い海を回遊し、産卵のために故郷の川を遡ります。

他の魚に比べて大変厳しい環境でストレスにさらされます。

そこから発生する活性酸素に負けないように抗酸化成分である「アスタキサンチン」を筋肉に蓄えていることによって

あの綺麗な赤身をしているのです。

 

また、サケはアスタキサンチンを卵に引き継いでその生涯を終えます。

浅瀬で生まれる卵は強い紫外線にさらされますが、このアスタキサンチンによってそのダメージから守ることが出来るのです。

ちょっと涙が出てきますね。

 

私たちの体にも活性酸素を抑制するだけでなく

シミの元となる余計なメラニンの生成も抑えるため美白効果にも力を発揮します。

さらに強い抗酸化力によるアンチエイジング効果、疲労回復効果、動脈硬化やメタボリックシンドロームの予防など

まだまだ良い事がたくさんです。

 

日差しの強い季節になりましたから、命を懸けて蓄えてくれたアスタキサンチンを意識して

サケを召し上がられるのはいかがでしょうか?

今日も生き物の恩恵に感謝です。

それでは、また明日!

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