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血糖値を下げるホルモンは1つしか存在しない!糖尿病予防の勧め!

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こんにちは。人の血糖値を調節するホルモンは数種類存在します。血糖値を上げるホルモンとしてグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンなどがあるのに対し、血糖値を下げるホルモンは「インスリン」ただ1つのみです。なぜでしょうか?

 

狩猟をしていた大昔から考えると人間の体は、獲物(食べ物)が手に入らなくても飢餓に耐えられるよう進化してきました。そのため、低血糖になって体が動かなくならないよう血糖値を上げる(保つ)ホルモンが多く備わっています。逆に現代のように食べ物が溢れる状況が存在しないため、血糖値を下げる能力があまり必要無いと考えられるのです。

 

さて、健康に気を付けることなく現代の食事を取り続けて血糖値が高い生活が続くとどうなるか?ご想像通り「糖尿病」になる可能性が高くなるでしょう。血糖値が高くなると口が渇きやすくなる・尿が増えるなどの変化はありますが、糖尿病自体にどこか痛みを感じるなどの特別な自覚症状は無いと考えられます。しかし、この糖尿病が原因で体中の微小血管が破壊されて合併症として私たちの体に悪影響をもたらします。その症状は以下の通り。

 

糖尿病性網膜症…視力が低下する。

糖尿病性腎症…むくみ・乏尿・全身の倦怠感など

糖尿病性神経障害…手足のしびれ・立ちくらみなど

 

他にも糖尿病による症状は様々です。1つしか無い血糖値を下げるホルモン「インスリン」は使える量に限界があります。現代の食事環境でいかに効率よく使えるかが糖尿病予防の1つの方法ですが、インスリンだけに頼らずに健康な体を保つ方法もあるでしょう。それはと「適度な運動」と「バランスの取れた食事」です。

 

糖分を上手くエネルギーとして消費するために体を動かして摂取した代謝を消費することでインスリンの無駄遣いを防げます。また野菜がしっかり摂れるバランスの取れた食事を心がけることで代謝をさらにサポートします。また、普段お菓子を食べている方は量を減らしてみる・食べない日を設けるなど砂糖の摂取を気に掛けることで糖尿病のリスクを下げることが出来ます。

 

運動や食事など当たり前かもしれませんが、当たり前だからこそ心がけることで糖尿病を始めとする病気を避け、健康な体を維持出来るものです。今日は血糖値・糖尿病を例に参考にしていただけたらと思います。

 

そう書いたからには筋トレ生活を始めようと思う、スタッフのイナザワでした。

それでは、素敵な1日を!

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