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クローン病に腸内フローラが有望

 

 

 

日本ではGW明け初日の朝です。

おはようございます。

皆さん元気でお過ごしですか?

朝この記事を書いていますが、クローン病と言う病気をご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

今日は最先端のクローン病の研究を通じて、どれだけ消化器官と腸内フローラが健康に大切なのか?についてお話をしたいと思います。

 

先日米国シアトルの小児病院でクローン病の研究が行われ、その研究結果が発表されました。

クローン病は解明されることで非常に沢山の方の人生を変えることが出来る病気の一つです。まず、クローン病について簡単にご説明します。

 

 

クローン病とは?

ちなみに、クローン人間とは異なります。クローン病は口径から肛門までの全消化器官にて慢性的に炎症を起こしてしまう病気です。クローン病の主な症状は腹痛や下痢で、その他にも体重減少や肛門変病(痔や裂肛など)、発熱があります。10~20代の若い方によくみられ、日本でも7万人がクローン病で苦しんでいるとされており、米国では70万人が罹患する病気とされています。発症原因が解明されていないことから、先進国の食生活による説や、遺伝的なものだと言う説があります。

 

クローン病の症状を理解した方の中でこのブログを読んでくれている方はスグに「ピン」とくる方がたくさんいるのではないでしょうか?別に医療従事者じゃなくてごく普通の方ですよ。普段私が、みなさんにお伝えしている事です。

そう!「消化器官」です。

このブログでは何度となく消化器官、消化の重要性についてお伝えしてきました。毎日必ず行われる消化運動だからこそ大切な役割を担っているのです。クローン病の方は消化器官に炎症を発症していしまいますので腹痛や下痢の原因となる事は容易に想像がつきますが、それ以外にも消化器官が炎症を起こしていると様々な病気の原因になる事はあきらかです。

 

このクローン病に一筋の光が差し込みました。

シアトルの小児科病院での研究で糞便移植法でクローン病の改善に役立つ可能性があると言う結果が出たのです。

糞便移植? 本当に?

そうです。簡単に言うとウンチを移植します。

 

なぜこんなことをするのか?

理由は「腸内フローラ」なんです!

ここでも「腸内フローラ」?と声をあげた方、いつもブログを読んでくれて有難うございます。そうなんです。ここでも腸内フローラが関連しているのです。これは偶然では無く、米国の最先端の医療研究で「腸内フローラ」が盛んに研究されているから何度も私のブログに出てくるんです。と同時に、一過性で終わらない大切な情報をお届けしていると一過性が出てくるのは当たり前ですよね。

 

少し、話がそれましたが、「腸内フローラ」については「腸内フローラ」記事をご確認ください。

簡単に申し上げますと、健全な方の腸内細菌をクローン病の方の腸内に移植する(糞便移植法)事で、腸内環境を改善させようと言うものです。試験結果としてはクローン病の症状が消えた方から、緩和された方が確認されたそうです。ただし、現段階ではクローン病の治療法としてまだ承認されていない事や、この研究で対照区を設けていなかったことなど、研究に不十分さは残るモノの可能性があるとして発表されています。

 

今後も米国を初め、「腸内フローラ」研究が注目を浴びるとみられています。

腸内環境の改善は普段から少し心がけるだけで誰でも簡単に改善できることです。何事も小さなことの積み重ねと言いますが、病気や健康も日々の積み重ねです。

腸内フローラを改善するために心がける簡単な方法については「根本的な便秘解消は酵素になるってしっていますか?」をご確認ください。

 

それではGW明け1日目快調にいきましょう!!

 

 

若い医師

 

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