こんにちは。ついにスパイスの記事を投稿するカレー好きスタッフのイナザワです。
カレーにはたくさんのスパイスが使われますが、その中のクミンというスパイスをご存知でしょうか?
クミンとはビタミンやミネラルなどの栄養を豊富に含むセリ科の植物のことです。
古代のギリシャやローマ時代から栽培されてきた最も歴史があるスパイスです。
カレー粉の主原料であり「カレーのいいにおい」はこのクミンの香りが中心で、日本人にとても馴染み深いスパイスです。
クミンに含まれる栄養素としましては、ビタミンA、B2、B3、B6、C、E、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、亜鉛といった
ビタミンやミネラルが豊富です。
中でも注目なのが香り成分の「クミンアルデヒド」「リモネン」という成分。
クミンアルデヒドは快い香りによって消化器官を刺激し、食欲増進を促します。
暑い夏でもカレーなら食べられるのはこれのお蔭かもしれません。
リモネンは柑橘類の皮に多く含まれていて爽やかな香りがする香り成分です。
心身がリラックスしている時に発生する脳波であるα波を発生させる働きがあり、ストレス解消や心身をリラックスさせます。
他にも免疫力を高めてガンの発生を防ぐ働きもあり、アロマテラピーにも利用されています。
どちらも抗酸化物質であるためアンチエイジングにも効果があります。
またイランで行われた実験では、毎日小さじ1杯のクミンパウダーを3ヵ月摂取した結果、摂取してなかった人に比べて
約6㎏、体脂肪も約14%の減量に成功し、クミンが脂肪を燃焼させるスパイスであることが分かった事例もあります。
個人差はありますが、新陳代謝を活発にしてダイエット効果もあるスパイスなのです。
何気なく食べていたカレーのスパイスにこのような力があったとは、さらにカレーが好きになるのは私だけでしょうか?
今日の晩御飯はカレーでいかがでしょう。クミン多めでぜひ!
それでは、素敵な1日を!