こんばんは。ワサビは寿司や蕎麦には欠かせない日本原産の香辛料です。欧米や東南アジアでも人気があります。種類も渓流や湧水で育てる「水ワサビ」と、畑で育てる「陸ワサビ」があるそうです。きれいな水のあるところでしか栽培できないものだと思っていたのは私だけでしょうか?
ワサビの特徴であるあの辛みは「アリルイソチオシアネート」という辛み成分です。これはすりおろすことでワサビの細胞が壊れ、ワサビ本来が持つ分解酵素が働くことで形成されます。ただ辛いだけではありません。この成分は抗菌作用・抗ガン効果に働き、さらに体内酵素を活性化させて老化や疾病を防ぐという効果もあります。お寿司などに使われるのは味のアクセントだけでなく、食虫毒の防止にも役立っているのです。
また、ビタミンA・B群・ミネラルも豊富です。すりおろしたものは沢山食べられるものでは無いと思いますが、茎や葉を漬物にしたものなどは辛みが強く無く、そのまま食べていただくのにお勧めです。
そしてチューブタイプのワサビは西洋ワサビが使用されるものが多いです。ひと手間掛けて日本原産の本ワサビをすりおろして刺身などと一緒に召し上がると、一味違う美味しさに出会えるかもしれません。
葉・茎・根と違った味と食感を楽しめるワサビ、一度で食べ比べてみても面白いかもしれませんね!
そんな通な大人になりたい、スタッフのイナザワでした。
素敵な夜をお過ごしください!